当社では、災害備蓄用の飲料水を有効活用する取り組みを行っています。備蓄水は安全期限が過ぎると飲用としての役割を終えますが、廃棄するだけではなく、別の用途で活かせる方法を模索していました。
そんな中、当社が入居する東京スクエアガーデンは、環境に配慮したさまざまな取り組みを行っており、その一環として屋上菜園があります。東京スクエアガーデンは、サステナブルな取り組みを通じて京橋エリアをリードする存在であり、新たな環境配慮型の大規模複合ビルとして数々の賞も受賞しています。
「環境配慮型ビル」の屋上菜園で再利用
今回、私たちの災害備蓄水が期限を迎えたことから、「廃棄せずに再利用できないか」とビル側に相談したところ、東京スクエアガーデンの屋上菜園での活用をご提案いただきました。
この屋上菜園では、これまでピーマン、オクラ、ナス、キュウリ、サツマイモなどが栽培されており、今回新たに大根とキャベツの種を植えました。植え付けには、提供した備蓄水を活用しています。
さらに、菜園の管理はビルの防災センターの皆さんが担当しており、日々の設備管理だけでなく、こうした活動を通じて「ビル管理の枠を超えた関わり」が生まれていることも印象的です。
SDGsへの貢献
この取り組みは、以下のSDGs目標に貢献 しています。
SDG 2:飢餓をゼロに
屋上菜園で野菜を育て、食糧生産の機会を創出!
SDG 11:住み続けられるまちづくりを
環境配慮型ビルとして、都市部における緑地の可能性を探る
SDG 12:つくる責任 つかう責任
期限切れのお水を廃棄せず、資源として活用
SDG 17:パートナーシップで目標を達成しよう
ビル管理会社・ビル・当社が協力し、新しい価値を生み出す
伊東商会のミッションとのつながり
当社は、「新しい組み合わせによる価値創造」をミッションに掲げています。今回の取り組みは、
これからも、環境への配慮を忘れず、持続可能な社会づくりに貢献する取り組みを推進してまいります!